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[2005/06/06]
六月病
六月病
何をするにもやる気が起きない、ボーっとする・・・などといった症状を、一般的には五月病と言われていますが、近年では転勤して一段落した会社員、新人研修などが終わって実際の仕事を始めた新社会人に、6月頃症状が出ることが増えていることから「新五月病」または「六月病」と呼ばれています。


このような症状が出る原因として、新しい生活に夢中でいる間はいいが、それが一段落する5月・6月頃に知らず知らずのうちに蓄積されていた心身の疲れが出てきたり、新しい環境や人間関係についていけなかったりと、ストレスをため込んでしまうことが原因と言われています。
ですから、六月病にかかったかな?と思ったら、焦らず、考えすぎず、悲観しないで気長にかまえることが大切です。それでも、食欲がわかない、頭痛や不眠症などが続くなどの重い症状が続く場合は、心療内科や精神科を受診されたほうがよいかもしれません。
予防策として人に話す・スポーツをする・お風呂にゆっくり入る・好きな音楽を聴く・旅行をするなど、自分なりのストレス解消を試してみてはいかがでしょうか。しかし、アルコールでのストレス発散は逆効果になりかねませんので、ご注意ください。
ストレスの多い時代ですので、家族や仕事場で六月病のようだと感じる人がいたら、励ましたり、怒ったり、責めたりするのは厳禁です。できるだけ話をきいて、あたたかく見守ってあげましょう。
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