福山通運健康保険組合

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ニュース&トピックス

[2005/07/11] 
ことわざ健康事典 短気は損気

  物事を性急に処理しようとしたり、すぐカッとなって怒る短気な人は、結局損をするという意味。1645年(正保二年)頃に刊行された俳書「毛吹草(けふきぐさ)」にもある諺です。
 
何かと忙しい現代、物事を的確な判断で即処理しなければ、かえって損をすることもありますが、イライラ、カッカは健康上大きなマイナス。まず血圧が急昇し、時には脳出血や心筋梗塞の引金になりかねません。よくお年寄りや経営者が、家人または従業員を叱り飛ばしているうちに倒れて救急車で病院へ運ばれたという話を聞きますが、これなどはその典型。中でも日頃高血圧症で、心電図や眼底に異常があり、血族にもこうした病気が、さらには糖尿病があるといった人は要注意です。それから性格的に、活動的で気配りが行き届き、四六時中神経を張りつめ、ストレスにさらされているような、いわばモーレツ社長や社員型の人。こういう人をA型人間(血液型のA型とは無関係)といって、どちらかというと出世型ですが、これまた短気は損気になりやすいタイプといわれております。

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