福山通運健康保険組合

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ニュース&トピックス

[2005/09/02] 
9月1日は防災の日(対策はできてますか?)

 きのう9月1日は「防災の日」みなさんは防災のために何かされましたか?
 防災の日は1923年(大正12年)の9月1日に起きた関東大震災の教訓を忘れない、という意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて1960年(昭和35年)に制定されたものです。
 日本は、その位置、地形、地質、気象等の自然的条件から、地震、台風、豪雨、火山噴火等による災害が発生しやすい国土となっています。
 阪神・淡路大震災から10年目にあたる昨年度は、7月の梅雨末期における新潟・福島豪雨、福井豪雨、ならびに観測史上最多となる10個の台風上陸等による風水害、さらには新潟県中越地震災害、福岡県西方沖を震源とする地震災害など、全国各地で深刻な災害が相次ぎました。さらには、12月にスマトラ島沖地震津波災害が発生し、国際的にも防災の取組、特に津波災害に関する取組の重要性があらためて喚起された年でもありました。
 このような状況にかんがみ、風水害や地震・津波災害はどこで発生してもおかしくないという昨年の教訓も踏まえ、個人や企業、地域コミュニティなど、防災への関心を高め、災害による人的被害、経済被害を軽減する減災のための対する備えを一層充実強化していくことが重要です。昨日の防災の日に何もされていない方は、この機会にぜひ対策を立てられることをおすすめします。
● こんな人は注意!!
持病のある人は持病の薬もって避難しましょう。また、自分の救急カード(持病・発症日・既往歴・服用薬と服用量・合併症の有無・血圧などを記入したもの)をいざというときのために財布などに常に入れて持ち歩くようにこころがけましょう。
○ 糖尿病の人
→薬とインスリンの自己注射をしている人は、注射セットを準備しておきましょう。
 一般的に救護班はインスリン注射を持っていませんので、医師に相談し、常に1~2週間分は予備を持っておいたほうがよいでしょう。また、災害時は食事の管理・運動に気をつけ、救護班に自分の状態や薬の残量を話しておくようにしましょう。
○ 心臓病のある人
→発作用など、心臓病の薬を寝る前に枕元に置く習慣をつけ、必ず薬を持って避難してください。また、救急カードに心電図の状況など、詳しい病状を医師に記入してもらったり、避難所では心臓病であることを周りの人に知らせておくと、倒れた時に適切な処置につながります。
○ 高血圧・動脈硬化のある人
→避難所では血圧が測れないこともあります。またストレスが多く、血圧が上がりやすくなりますので、高血圧であることを周囲に告げ、ちょっとした変化も救護班に訴えるようにしましょう。また、水分を多く取ったり、散歩をするなどの適度な運動をしましょう。
○ ぜんそく・アレルギーのある人
→ぜんそくの人は、発作に備えて吸引スプレー剤や携行用の酸素を忘れずにもって避難しましょう。食物アレルギーのある人は、普段から食品の原材料に注意し、避難所での食生活に対処できるようにしておきましょう。また、ぜんそくやアレルギーは急激な温度の変化やほこり、ペットの毛、たばこなどで発作が起こりやすくなりますので、避難所生活では原因になるものを避けるなど、自分なりに環境に対応しましょう。

*** 災害情報はネットでチェック ***
インターネットでの災害情報収集は役立ちます。ここでは、災害情報などを発信するサイトをご紹介します。

内閣府 防災情報のページ
http://www.bousai.go.jp/index.html

気象庁 防災気象情報のページ
http://www.jma.go.jp/jma/menu/flash.html

防災気象情報サービス
http://tenki.or.jp/

 

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