福山通運健康保険組合

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ニュース&トピックス

[2005/09/12] 
ことわざ健康事典 冷や酒と親の意見は後で効く

冷や酒は口当たりが良く、つい飲み過ぎてしまうせいか、あとで深い酔いが回ってくる。同様に親の意見も、あとで思い知ることが多いものだという意味。寛政九年(1797年)に編集された和漢の諺や俗諺の辞書「諺苑」にある諺です。
ところで親の意見もさることながら、ドクターに処方された薬にも、2~3ヵ月飲んでやっと効き目が現れるものが少なくありません。漢方薬などもその類です。いっぽう後で効き目が現れる場合をプラスとして、逆にマイナスもあります。薬の有難くない副作用がそれです。例えば最近報道された抗ガン剤「イレッサ」は、肺ガンによく効く反面、重症の間質性肺炎を起こしました。またそのような特殊な薬はともかく、ごくふつうに街の薬局で売っているカゼ薬にも、同様の肺炎を起こす場合があるようです。
ほかには湿疹やジンマシンその他のアレルギー、肝・腎・眼の障害もあります。これらの副作用は、漢方薬とて油断なりません。たとえかかりつけの医師の薬でも、後で異常を感じたときは、ただちに問い合わせて下さい。

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