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[2005/12/05]
医療豆知識 しょう紅熱(溶連菌感染症)
医療豆知識 しょう紅熱(溶連菌感染症)
溶連菌が口蓋扁桃に感染して毒素を出すため、のどが痛み、高熱を出し、全身に赤い発疹が現われる小児伝染病です。最近では、しょう紅熱という診断名を避けて溶連菌感染症という病名で、在宅治療を行うことが多いようです。3~12歳の小児に多く、潜伏期間は2~5日、のどの痛みで始まり、寒気がして38~39度に発熱します。1~2日たつと、紅い発疹がくびや胸のあたりに現われて全身にひろがります。口の周囲だけには発疹が現われないので風疹やはしかと区別できます。3~4日たつといちごのようなぶつぶつが舌にできる、いちご舌になるのも特徴です。晩秋から春にはやります。
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