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[2006/09/08]
シリーズ健康日本21 ⑨ 「がん」
シリーズ健康日本21 ⑨ 「がん」
がんは、わが国の死亡原因のトップで、その死亡者数は、平成十三年には30万人で、総死亡者数の約三割を占めています。しかし、生活習慣の改善により、発がんリスクを抑えることができます。たとえば、一日25本以上喫煙し、緑黄色野菜をほとんど食べない男性のがんになるリスクは、喫煙せず、毎日食べる男性の3.2倍になります。
がんの危険因子の中でも、とりわけ「食物」の及ぼす影響が大きいことがわかっています。なによりも、バランスのよい食生活を心がけることです。野菜や食物繊維の多い食品をしっかりと摂り、塩分と脂肪を控えることで、約12%のがんが予防できるという推計もあります。他の生活習慣病の予防にもなりますよ。
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