福山通運健康保険組合

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ニュース&トピックス

[2006/03/03] 
ことわざ健康事典 腰抜け風呂

 風呂場で倒れたのではないかと心配になるほど、なかなか上がってこない長湯の人をからかっていう諺。寛政九年(1797年)から約二十年かけて編集された諺の大辞典「俚諺(りげん)集覧(しゅうらん)」の中の「京にて長湯の人をこしぬけぶろという」が出典です。長湯の反対といえばカラスの行水。43℃以上の熱い風呂にさっと入って上がるカラスの行水は、筋肉の疲労回復には効果的ですが、現代生活のストレス解消には腰抜け風呂がおすすめ。42℃以下のぬるいお湯に20分以上ゆっくり浸かると、心が安らぎ睡眠を深くします。ただし心臓病や高血圧のある人は、上半身にかかる水圧をさける半身浴で願います。浴槽内に小さな腰掛けを置き、浸かるのは心臓の下まで。したがって寒い季節は、風呂場の暖房が理想的ですが、なければ乾いたタオルで肩を包むのも良い方法です。またダイエット中の人は、42℃~43℃の熱めの風呂に、5分浸かって上がり、5分たってまた入るというのを三回くり返す「高温反復浴」をどうぞ。エネルギーの燃焼を高め、減量の助けになります。

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