福山通運健康保険組合

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ニュース&トピックス

[2006/04/03] 
ことわざ健康事典 「眠るも奉公」

 盆と正月以外、きまった休日など殆んどない厳しい労働条件のもとに働いていた江戸の昔の奉公人達が、ちょっぴり息抜きがしたくて吐き出した言葉。正保二年(1645年)に刊行された俳諧本「毛吹草」にある、からかい半分の諺で、同類に「居眠りも奉公」「寝るも忠義」があります。 でも現代生活にかさねると、からかいどころか文字通りに受け取れる事柄です。例えばインフルエンザはもちろん、ふつうのカゼでも引いたら即休み早く治して職場復帰するのが、現代人のマナーでありルールだと思います。それを無理して出勤、ウイルスをまき散らして周囲にうつすなど言語道断。ケガも同様です。休養不足で働いたあげく、居眠り運転で事故に至れば自他共に大損害です。その辺は管理職の方がたにも理解をいただきたい所。
 「この忙しいのにカゼぐらいで」とか「今どきの若いモンは」などといわないで、社員の健康と安全こそ先決。こうしたキメ細かい健康管理が、やがては企業自体のスタミナアップにつながるのではないでしょうか。

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