人には朝に目覚め、夜は眠くなるという体内時計があり、それは周期的なリズムを持っています。これをサーカディアンリズムといいます。体温やホルモンもその周期にあわせて変動するため、このリズムがくずれてしまうと、日中に睡眠に適した体温になってしまうなど、体の生理機能と外部の環境がずれてしまい、疲労や倦怠を感じたり、さらには睡眠障害を起こすことがあります。
　日光にはこの周期を整える役割があります。シフト制の夜勤勤務や海外出張に頻繁に行くなど、太陽の動きと関係なく活動する人は意識的に朝日を浴びると良いでしょう。また、一日は２４時間であるのに、サーカディアンリズムは約２５時間周期であるため、通常の生活をしている人も、日光に当たると自然にずれてしまったリズムを直すことができます。

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