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[2006/06/02]
ことわざ健康事典 医者上手にかかり下手
ことわざ健康事典 医者上手にかかり下手
どんな名医にかかろうと、患者がわがままで医師のいうことを聞かなければ病気は治らない。結局損するのはかかり下手の患者自身という意味。古くから伝えられてきた俗諺です。
では、かかり上手になるにはどうすればいいのでしょうか。
まず、いざという時のために日頃から信頼のおける医師、それも大病院より経験豊かな開業医を見つけておくことです。最初は近所の人に聞くなどの口コミが意外に確かなようです。そしていざ体に不調が起こった時には「いつから・どこが・どのように不調か・現在はどうか・以前ほかの医療機関にかかったことがあるか」などをキチンとメモし、正直にハッキリ伝えましょう。検査の結果すぐ診断がつかず、とくに内科の場合など「三~四日様子を見ましょう」となるかもしれません。患者としては不安な時間ですがここは静かに待って医師の説明をしっかり聞き、納得の上で療養しましょう。
それをせず、やたらに医療機関をハシゴすると、同じ検査を何度も受けたり薬が重複したりで、時には危険な事態に至ることもあります。
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