福山通運健康保険組合

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ニュース&トピックス

[2006/07/03] 
ことわざ健康事典 痩せの大食い

痩せているのは食べないからと思いきや、中には大食漢もいるという意味で、出典は江戸時代の「世話尽(せわつくし)」。なるほど現代でも、よく食べるのに、筋肉質でスリムな人をよく見かけます。こういう人を観察すると、およそ三つのタイプがあります。その一は、三食とも御飯をおかわりしてしっかり食べるが、間食や飲酒の習慣のない人。その二は、ザルソバなど三人前ほど平げるが、肉の脂身や甘い物の食べ方、飲酒が少なく、魚、卵、牛乳、海草、野菜など淡白な料理を好む人。一、二とも、一見大食いに見えても摂取エネルギーは意外に少ないタイプです。その三は、三食、おやつ、アルコール類も大いに摂るが、毎日あるいは週三回以上スポーツを楽しむとか、いつも体を動かして忙しく立ち働いている人。この場合は、エネルギーの摂取と消費の差引き勘定はトントン。運動することで筋肉が鍛えられ、基礎代謝(生命、体温維持に必要なエネルギー消費)が盛んで、余分な脂肪がつかず、病気に対する抵抗力も強くなります。どうやら私たちの健康は車や機械と違い、省エネタイプでないほうがよろしいようです。

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