福山通運健康保険組合

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[2006/08/04] 
ことわざ健康事典 夏カゼは犬も食わぬ

暑い夏にカゼをひくなんてバカげた話、といった意味。「夏のカゼはバカがひく」というのと同類の諺です。出典は明らかではないが、昔からの言い伝えで、今でも年配の人は知っております。日本の冬から春は、空気が冷たく乾燥している季節。インフルエンザをはじめ、いろいろなカゼのウィルスが飛び散りやすく、時には大流行になります。でもこうしたウィルスたちは、高温多湿の夏は苦手で、おもに子供を狙う腸管系のエンテロウィルスやプール熱を起こすアデノウィルスに席をゆずります。もっとも子供が学校から持ち帰って大人にうつすことも少なくありませんが。そこで大人の夏カゼですが、大半は職場や家庭のエアコンが原因の冷房カゼ。残業続きで休養がとれず、体調が悪化したお父さんたちが直撃されれば、冬並みのカゼになります。それでも一週間以内に症状がとれればまだしも、微熱やセキが続く時は、別の原因や病気が考えられます。例えばマイコプラズマ肺炎とかカビによる肺炎とか。「犬も食わない」などといっていないで早いうちに医師の診察を受けましょう。

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