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[2009/05/21]
ミニ情報局 受動喫煙
ミニ情報局 受動喫煙
健康増進法の改定以来、公共施設や職場での禁煙・分煙が進んでいます。
タバコを吸わない人まで、喫煙者のタバコの煙を吸い込んでしまう受動喫煙は、大きな社会問題になっています。
タバコの煙は、喫煙により吸い口から直接吸い込まれる「主流煙」と、火のついた部分から立ち上る「副流煙」に分けられます。
主流煙の場合は、煙はフィルターを通ることにより有害物質の一部が取り除かれますが、副流煙はフィルターを通らないため、多くの有害物質が主流円に比べ約2倍から4倍も多く含まれています。
周りにいる非喫煙者はタバコを自分で吸ったのと同じ状態になってしまうのです。
国は受動喫煙防止策として禁煙や分煙を進めていますが、その対象は、学校、病院などの公共施設や職場などで、家庭は含まれていません。
タバコを吸われる方は、家庭での受動喫煙対策も考えてみる必要がありそうです。